MATE (日本語)
| 概括 |
|---|
| MATE の説明と入手方法。 |
| Required software |
| MATE |
| 関連項目 |
| GNOME (日本語) |
MATE デスクトップ環境は GNOME2 のフォークであり、伝統的なやり方を好む Linux ユーザーに魅力的で直感的なデスクトップを提供します。詳しくはこのスレッドを見て下さい。
Contents |
入手方法
現在 MATE は GitHub で開発されています。 リリースバージョン番号が付いた安定版パッケージは http://repo.mate-desktop.org/archlinux/ でホストしています。
インストール
MATE の安定版を pacman でインストールするには /etc/pacman.conf に以下の行を追加します:
[mate] SigLevel = Optional TrustAll Server = http://repo.mate-desktop.org/archlinux/$arch
そして次を実行:
# pacman -Syy
それから:
# pacman -S mate
特定のパッケージをインストールするのに mate-extras グループを使うこともできます (gnome-extra グループのパッケージとほぼ対応しています):
# pacman -S mate-extras
設定
ロックスクリーン & 既定の壁紙
rootで /usr/share/glib-2.0/schemas/org.mate.background.gschema.xml を編集して <key type="s" name="picture-filename"> の要素の既定値を変更してください。
例:
<key type="s" name="picture-filename">
<default>'/usr/share/archlinux/wallpaper/archlinux-underground.jpg'</default>
<summary>Picture Filename</summary>
<description>File to use for the background image.</description>
</key>
元の画像は /usr/share/backgrounds/mate/desktop/Stripes.png です。
その後、スキーマを再コンパイルします:
# glib-compile-schemas /usr/share/glib-2.0/schemas/
Xセッションを再起動して、変更を反映させて下さい。
起動
手動
MATE を手動で起動するには、
exec mate-session
をあなたの ~/.xinitrc ファイルに加えてから X を起動します。
$ startx
自動
Display Manager (日本語) や Start X at Login (日本語) を見て下さい。
GDM-old
AUR にある gdm-old を使う場合、単純にセッションリストから MATE セッションを選ぶだけです。MATE を初めて起動する時には、"Just this session" をクリックしてください。
LightDM, GDM & LXDM
セッションリストから MATE セッションを選ぶだけです。
MATE ディスプレイマネージャ
MATE ディスプレイマネージャ (MDM) は GNOME ディスプレイマネージャ (GDM) に対する MATE デスクトップのディスプレイマネージャです。'mate-display-manager' パッケージが mate-extra グループにあります。AUR にも mate-display-manager があります。比較的 GDM と同じように動きますが、残念ながら、このサブプロジェクトは不安定な状況にあり、MDM は現在 (2012/07/01) 利用できません。
KDM
KDM, KDE ディスプレイマネージャから MATE を起動させるには、KDM の設定を編集する必要があります。
管理者権限で、/usr/share/config/kdm/kdmrc 設定ファイルを編集してください。SessionsDir パラメータに /usr/share/xsessions を追加してください。
このようになります:
SessionsDirs=/usr/share/config/kdm/sessions,/usr/share/apps/kdm/sessions,/usr/share/xsessions
KDM を再起動してリストから "MATE session" を選んで下さい。
SLIM
SLiM のチュートリアルに従って .xinitrc ファイルをコピーして使って下さい。そして .xinitrc ファイルに次の一行を加えます:
exec mate-session
アプリケーション
MATE では 多くの GNOME の主要なアプリケーションの名前が変更されています、ライセンスの問題を避けるためです。GNOME と MATE のアプリケーションの対応は:
- Nautilus は Caja
- Metacity は Marco
- Gconf は Mate-conf
- Gedit は Pluma
- Eye of GNOME は Eye of MATE
- Evince は Atril
- File Roller は Engrampa
- GNOME Terminal は MATE Terminal
GNOME の名を冠した他のアプリケーションや主要なコンポーネント (GNOME Panel, GNOME Menus etc) はシンプルに GNOME を "MATE" に変えています (MATE Panel, Mate Menus etc)。
(GTK2 による) GNOME のアプリケーションには未だフォークされていないものがあります。以下のアプリケーションは MATE で利用できます:
- Totem (mate-video-player)
- GNOME Panel applets (mate-applets)
インターネットに接続するのに NetworkManager を使っている場合、AUR から network-manager-applet-gtk2 をインストールして GTK2 の nm-applet を使うことができます。PKGBUILD の gnome-bluetooth を mate-bluetooth に修正して gnome-desktop 依存を解除してください。
既知の問題
Qt アプリケーションにスタイルが適用されない
Qt4 アプリケーションにおいて GTK2 テーマが引き継がれないことがあります。詳しくは Uniform Look for Qt and GTK Applications を見て下さい。
GUI のスタイルを修正するには次を実行して:
$ qtconfig-qt4
GTK+ に変更してください。アイコンテーマ(特にカーソル)を修正するには、~/.icons/default/index.theme を編集して以下を含めて下さい:
[Icon Theme] Inherits=mate
Evolution Email が動かない
Evolution#Using_Evolution_Outside_Of_Gnome を見て下さい。
GTK3 アプリケーションが正しく表示されない
Rhythmbox などのアプリケーションに正しくスタイルが適用されない場合、Clearlooks Phenix テーマを試して下さい。
トラブルシューティング
ユーザースイッチ
セッションの切り替えをサポートしているディスプレイマネージャを使う必要があります。さらに、MDM (Mate Display Manager) を使っていない場合、ディスプレイマネージャに合わせてシンボリックリンクを作成してください。
LightDM では、次のコマンドを使って下さい:
# ln -s /usr/lib/lightdm/lightdm/gdmflexiserver /usr/bin/mdmflexiserver
GDM では、次のコマンドを使って下さい:
# ln -s /usr/bin/gdmflexiserver /usr/bin/mdmflexiserver
1.4 から 1.6 にアップデートした後の空のパネル
mate 1.6 から、mate-panel など一部のパーツが gconf から gsettings に移動しました。古いバージョンからアップデートするとパネルが空になるかもしれません。この問題を解決するには "mate-panel --reset" を実行してパネル設定をリセットしてください。その後 mate-conf-import を使って古い設定をリストアすることができます。
参照
Arch Linux フォーラム
- The MATE Desktop Environment - MATE 総合スレッド
- MATE デスクトップスクリーンショット