LibreOffice (日本語)
| 概要 |
|---|
| この記事では LibreOffice のインストールと設定について説明しています。 |
| 関連項目 |
| Apache OpenOffice: Apache による OpenOffice.org の派生、LibreOffice の兄弟プロジェクト。 |
- LibreOfficeは自由でかつオープンソースのオフィススイートです。Windows、Macintosh、Linux を始めとする多くのプラットフォームで動作します。文書の作成やデータの処理のお役に立ちます豊富な機能を備えた6つのアプリケーションWriter、Calc、Impress、Draw、Math、Baseを提供します。ユーザーや貢献者、開発者からなる大きなコミュニティから、サポートとドキュメントを無償で得ることができます。もちろん、あなたも参加して関わることができます。
Contents |
LibreOffice in Arch Linux
OpenOffice.org の公式サポートは LibreOffice が選ばれたために打ち切られました。LibreOffice は "Document Foundation" によってフォークされたプロジェクトで、様々な機能の追加がなされています。Dropping Oracle OpenOffice (arch-general) を見て下さい。
インストール
バージョン 3.4.2rc1 から、LibreOffice のパッケージは分割されています。公式リポジトリ から libreoffice グループをインストールすると、どのコンポーネントをインストールするか選ぶメニューを pacman が表示します。
pacman が提案する推奨 optional dependencies をチェックしてください。例: Java Runtime Environment (任意、推奨)。参照: Java。Libreoffice Base の モジュール によっては hsqldb-java が必要です。
Microsoft フォント
公式の Microsoft フォントによってページ付けの問題を解決できます。MS Fonts (日本語) のページを確認してください。
テーマ
Qt に見た目をあわせるには、libreoffice-kde4 パッケージをインストールしてください。
GTK+ に見た目をあわせるには、libreoffice-gnome パッケージをインストールしてください。
LibreOffice バージョン 3.5.x からはデスクトップ UI を自動検知するようになっています。ライブラリを見つける順番は次の通りです:
gtk3 -> gtk2 -> kde4 -> generic
特定の VCL UI インターフェースを強制するには:
SAL_USE_VCLPLUGIN=gen lowriter SAL_USE_VCLPLUGIN=kde4 lowriter SAL_USE_VCLPLUGIN=gtk lowriter SAL_USE_VCLPLUGIN=gtk3 lowriter
シェルの設定ファイル (例: Bash を使っている場合 /etc/bash.bashrc もしくは ~/.bashrc) で SAL_USE_VCLPLUGIN 変数を保存しておくと便利です。
Windows 98 アイコンが使われてしまっている場合は、"tools -> options -> accessibility" の "Automatically detect high contrast mode of the system" のチェックを外して下さい。
Firefox テーマ
Libreoffice 4.x では Firefox Personas が使えるようになっています。 Libreoffice のオプションから "Personalization", "Select Personas" を選んでペルソナの URL を入力してください。
拡張機能の管理
Arch は公式リポジトリで以下の追加エクステンションを提供しています:
- libreoffice-extension-nlpsolver
- libreoffice-extension-presentation-minimizer
- libreoffice-extension-wiki-publisher
他にも拡張機能をインストールしたい場合は AUR や LibreOffice 内臓の拡張機能マネージャ、get extensions online をチェックしてください。
言語補助ツール
スペルチェック
スペルチェックをするには、hunspell と hunspell 用の言語辞典が必要です(英語は hunspell-en、ドイツ語は hunspell-de など)。
ハイフネーションルール
ハイフネーションルールを使うには、hyphen と言語別のハイフンルールセットが必要です(英語は hyphen-en、ドイツ語は hyphen-de など)。
類語辞典
類語辞典オプションを使うには、libmythes と言語別の mythes 類語辞典が必要です(英語は mythes-en、ドイツ語は mythes-de など)。
文法チェック
文法チェックをするには、LanguageTool などの拡張をインストールする必要があります、それらは AUR: libreoffice-extension-languagetool や LanguageTool Website にあります。
他の文法ツールは LibreOffice Extension Page や OpenOffice's Website にあります。全ての OpenOffice 拡張が LibreOffice で動くという保証はありません。
マクロのインストール
マクロを使うには、JRE を有効にする必要があります。JRE はデフォルトで有効になっていますが、無効にすることで Libreoffice を高速化できます。
Arch Linux での LibreOffie のマクロディレクトリのパスは:
~/.config/.libreoffice/4/user/Scripts/
LibreOffice の高速化
設定によって LibreOffice の起動時間やレスポンスを改善することができます。ただし、いくつかの設定は多くの RAM を使用することになるので、気をつけて使って下さい。 全て Tools > Options からアクセスできます。
- メモリ:
- 「元に戻す」ステップの数を 100 以下に減らします、20 か 30 ステップくらい。
- グラフィックキャッシュの、「LibreOffice用に使用」を 128 MB (デフォルト値は 20MB) に設定します。
- オブジェクト当たりのメモリを 20MB (デフォルト値は 5MB) に設定します。
- LibreOffice をよく使う場合、クイック起動を有効にします。
- Java、「Java 実行環境(JRE)を使用」のチェックを外します。
トラブルシューティング
フォントを替える
LibreOffice のオプションから設定を変更できます。ドロップダウンメニューから、ツール > オプション > LibreOffice > フォントの種類 を選んでください。「置換テーブルを使う」のチェックボックスをチェックします。フォントボックスに Andale Sans UI と入力して置換候補から使いたいフォントを選んでください。それができたら、チェックマークをクリックしてください。それから下のボックスで常にと画面のみを選びます。OK をクリックしてください。
それから ツール > オプション > LibreOffice > 表示 と辿り、「ユーザーインターフェースにシステムフォントを使用」のチェックを外す必要があります。Arial など、アンチエイリアスのないフォントを使う場合は、フォントを正しくレンダリングするために「スクリーンフォントの縁を滑らかする」のチェックも外す必要があります。
アンチエイリアス
次を実行してください:
$ echo "Xft.lcdfilter: lcddefault" | xrdb -merge
変更を永続するには、~/.Xresources ファイルに Xft.lcdfilter: lcddefault を加えて、$ xrdb -merge ~/.Xresources を実行してください。[1]。詳しくは X resources を見て下さい。
これが働かない場合、~/.Xdefaults に Xft.lcdfilter: lcddefault を加えることも試してください。このファイルが存在しないときは作る必要があります。
NFSv3 共有を使うとフリーズする
NFSv3 共有にあるドキュメントを開いたり保存したりしようとすると LibreOffice がハングアップする場合、/usr/lib/libreoffice/program/soffice 内の (go-openoffice を使っているなら /usr/bin/soffice) 以下の行の前に # を付けてみて下さい:
# file locking now enabled by default SAL_ENABLE_FILE_LOCKING=1 export SAL_ENABLE_FILE_LOCKING
アップデートのときに上書きされてしまうのを避けるために /usr/local/bin 内の /usr/lib/libreoffice/program/soffice をコピーしておいてください。
Java Framework エラーの修正
LibreOffice を実行しようとすると次のようなエラーが表示されるかもしれません。
[Java framework] Error in function createSettingsDocument (elements.cxx). javaldx failed!
この場合、~/.config/ の所有者をあなた自身にします:
# chown -vR username:users ~/.config
LibreOffice が証明書を認識しない
ドキュメントに署名しようとしたときに証明書が見つからない場合、Mozilla Firefox (もしくは Thunderbird) で証明書を設定する必要があります。それでも LibreOffice が証明書を表示しないなら、Mozilla Firefox (もしくは Thunderbird) フォルダを指定する MOZILLA_CERTIFICATE_FOLDER 環境変数を設定してください。
export MOZILLA_CERTIFICATE_FOLDER=$HOME/.mozilla/firefox/XXXXXX.default/
.pps ファイルを編集モードで実行する(スライドショーを使わない)
.pps ファイルを .ppt に名前を変えるのが唯一の解決策です。
以下のスクリプトを home ディレクトリに追加して .pps ファイルを開くときに使って下さい。メールで受け取った .pps ファイルを(保存しないで)開くときに便利です。
#!/bin/bash
f=$(mktemp)
cp "$1" "${f}.ppt" && libreoffice "${f}.ppt" && rm -f "${f}.ppt"
文献目録の作成
文献目録データベースを開こうとすると次のエラーが出て Writer が落ちる場合:
com::sun::star::loader::CannotActivateFactoryException
libreoffice-base をインストールしてください。この既知のバグは修正されています。
ビデオサポート
埋め込んだビデオが灰色のボックスになる場合、gst-plugins-base-libs と gst-plugins-[base|good|bad|ugly] に加えて、gst-libav をインストールしてください。