General Recommendations (日本語)
| 概括 |
|---|
| 推奨事項の注釈付きインデックス。初めてのユーザだけでなく経験のあるユーザにも当てはまる様々なことについて記述します。 |
| 関連記事 |
| FAQ (日本語) |
| Beginners' Guide (日本語) |
| List of Applications (日本語) |
このドキュメントは、インストール済みの Arch に機能を追加・改善するための、人気のある記事や重要な情報の注釈付きインデックスです。ここに並べられた様々なページの先では、追加パッケージを公式リポジトリや Arch User Repository からインストールするために、pacman や任意の AUR Helper の使用を前提としています。読み進める前にパッケージ管理を完全に理解しておく必要があります。Arch Linux のベースシステムのインストールについては Beginners' Guide や Official Arch Linux Install Guide を読んで下さい。
Contents |
外観
このセクションでは Arch のエクスペリエンスを視覚的に高めるための人気の"見た目に快い"設定について触れています。詳しくは、Category:Eye candy (日本語) を見て下さい。
出力のカラー化
多くのアプリケーションが内部にカラー機能を持っていますが、cope などの一般的なカラーラッパーを使うこともできます。AUR から cope か、より頻繁に更新される Git バージョンの cope-git をインストールできます。acoc と cw は似た機能を持っています。
コンソールプロンプト
コンソールプロンプト (PS1) は広範にカスタマイズできます。様々なユーザーの例がフォーラムの What's your PS1? で見れます。Bash と Zsh については、Color Bash Prompt と Zsh#Prompts をそれぞれ参照してください。
コアユーティリティ
grep や ls といった特定のコアユーティリティの出力をカラー化する方法は Core Utilities にあります。
Emacs シェル
Emacs は基本的にテキスト編集に使われ多くの機能を持っていることで知られていますが、シェルの代替として使うこともできます。カラーアウトプットを有効にしたときの文字化けを修正するには Emacs#Colored output issues を参照して下さい。
Man ページ
Man ページ(マニュアルページ)は GNU/Linux ユーザーにとって一番役立つ資料のひとつです。可読性を上げるために、Man Page#Colored man pages に書かれているように設定することでテキストをカラーで表示できます。
フォント
フォントについての多くの情報が Fonts (日本語) と Font Configuration (日本語) で見られます。
コンソールフォント
コンソールで多くの時間を費やす(つまり X サーバー外での作業が中心の)ユーザーにとっては、コンソールフォントを変えてもっと読みやすくするのが嬉しいかもしれません。Fonts (日本語)#コンソールフォント を見て下さい。
修正フォントパッケージ
フォントレンダリングライブラリには標準パッケージにくらべてレンダリングを改善した修正パッケージがあります。Font Configuration (日本語)#パッチがあてられているパッケージ を見て下さい。
オーディオ/ビデオ
Category:Audio/Video (日本語) はマルチメディアの資料を含んでいます。
ブラウザプラグイン
メディアリッチなウェブコンテンツを楽しむための、Adobe Acrobat Reader, Adobe Flash Player, Java などの browser plugins がインストールできます。
コーデック
Codecs (日本語) はオーディオやビデオストリームをエンコード・デコードするマルチメディアアプリケーションによって利用されます。エンコードされたストリームを再生するには、ユーザーは適したコーデックをインストールする必要があります。
サウンド
Sound system (日本語) はカーネルのサウンドドライバ (ALSA と OSS) によって提供されます。ユーザーはそのうえサウンドドライバをインストールしたり設定できます。
ブート
このセクションはブートプロセスに属する情報を含みます。Arch のブートプロセスの概要は Arch Boot Process (日本語) にあります。詳しくは Category:Boot process (日本語) を参照して下さい。
ハードウェアの自動認識
既定では、ハードウェアはブートプロセスで自動で認識されるはずです。Kernel modules (日本語)#ロード に書かれているように、モジュールの自動ロードを無効にして、手動で必要なモジュールを明示することで、ブート時間を短くすることができます。さらに、Xorg もまた udev を使って必要なドライバを自動検知しますが、X サーバーを手動で設定することもできます。
起動時に Num Lock
Num Lock はほとんどのキーボードにあるトグルキーです。起動時に Num Lock の数字入力モードを有効にするには、Activating Numlock on Bootup (日本語) を見て下さい。
ブートメッセージの保持
ブートが完了すると、画面がクリアされログイン画面が現れます。ユーザーはブートプロセスの出力をすべて見ることができないかもしれません。ブートメッセージの消去を無効化することでこの問題を解決できます。
ブート時に X を起動
グラフィカルユーザーインターフェースを提供する X サーバーを使うなら、ユーザーはログイン後に手動で起動するよりブートプロセス中にサーバーを起動して欲しいかもしれません。グラフィカルログインをするには Display Manager (日本語) を、ディスプレイマネージャを使わない方法は Start X at Login (日本語) を見て下さい。
コンソール環境改善
このセクションはコンソールプログラムをより実用的に使うために役立つことを載せています。詳しくは、Category:Command shells を見て下さい。
エイリアス
シェルコマンドから成る、よく使うコマンドのショートカットをユーザーによって定義できます。一般的な時間節約のエイリアスは Bash#Aliases にあります。zsh にも簡単に移植できます。
他のシェル
デフォルトで Arch にインストールされているシェルは Bash です。しかしながら、ライブインストールメディアでは zsh と grml-zsh-config アドオンパッケージを使っています。他の代替シェルについては Command shell#List of shells を参照してください。
Bash additions
種々雑多な Bash の設定が Bash#Tips and tricks にあります。入力補完、履歴検索、Readline マクロなど。
圧縮ファイル
GNU/Linux システムでは圧縮ファイルやアーカイブを扱うことが頻繁にあります。Tar は一番よく使われているアーカイブツールのひとつで、ユーザーはその構文に慣れるのが好ましいです (例えば Arch Linux のパッケージは単純に xz で圧縮された tarball です)。役に立つコマンドを Bash#Functions で見ることができます。
マウスサポート
コンソールでマウスを使ってコピー・ペースト操作をするには、GNU screen のトラディショナルコピーモードを使う方法があります。詳しい解説は Console Mouse Support を参照してください。
スクロールバックバッファ
画面から消えたテキストを見たり保存するには、Scrollback buffer を参照して下さい。
セッション管理
tmux や screen のようなターミナルマルチプレクサを使うと、任意にタブとペインで構成されたセッション下でプログラムを動作できます。ユーザーがターミナルエミュレータを kill したり X を終了したり、ログオフしたときでも、ターミナルマルチプレクサが動いているかぎりセッションに関連付けられたプログラムはバックグラウンドで動きつづきます。プログラム同士を対話させるにはセッションを付けなおす必要があります。
インプットデバイス
このセクションはインプットデバイスの人気のある設定ヒントを含んでいます。詳しくは、Category:Input devices (日本語) を見て下さい。
キーボードレイアウト
非英語・非標準のキーボードはデフォルトでは期待されたとおりに動作しないことがあります。仮想コンソールと Xorg でのキーボードレイアウトの設定方法が、それぞれ Keyboard Configuration in Console (日本語) と Keyboard Configuration in Xorg (日本語) で記述されています。
マウスボタンの設定
先進的な、普通でないマウスを使っている人はデフォルトでは全てのマウスが認識されていないのに気づくかもしれません。追加のボタンに異なるアクションを設定したいと思っているならば、Get All Mouse Buttons Working に設定方法があります。
ラップトップタッチパッド
多くのラップトップには Synaptics や ALPS の"タッチパッド"ポインティングデバイスが備わっています。これらや、その他のタッチパッド機種は、Synaptics インプットドライバを使います。インストールや設定の詳細は Touchpad Synaptics を見て下さい。
トラックポイント
トラックポイントデバイスの設定については ThinkWiki に詳しいです。
ネットワーク
このセクションはネットワークに関する狭い内容を扱っています。全てのガイドは Network にあります。詳しくは、Category:Networking (日本語) を見て下さい。
時刻同期
Network Time Protocol (NTP) は、ネットワークに接続される機器において、機器が持つ時計を正しい時刻へ同期するための通信プロトコルです。
DNS 速度改善
キャッシングクエリの読み込み時間を改善するために、非常にシンプルな DNS サーバーである pdnsd を使うことができます。もしくは DHCP サーバーとしても機能できる dnsmasq もあります。
DNSSEC 検証
ウェブブラウジングやオンラインでの買い物、SSH サービスへの接続やその他の似たようなことをより良いセキュリティで行うために、DNS レコードの署名を検証する DNSSEC を有効にしたクライアントソフトウェアを使うことができます。
ファイアウォールの設定
ファイアウォールは Linux のネットワークスタックの上部で拡張保護レイヤーとして働きます。Linux カーネルには Netfilter プロジェクトのひとつで、ステートフルファイアウォールである iptables があります。フロントエンドを使うか直接設定します。Arch では全てのポートは閉じられネットワークデーモンは設定をしないかぎり自動でスタートしないので、保護すべきサービスを動かさない限りファイアウォールはあまり意味がありません。
最適化
このセクションではシステムやアプリケーションのパフォーマンスを上昇させるのに役立つ設定やツールなどを提案しています。
ベンチマーク
ベンチマークとは、統一された標準の手法を使ってパフォーマンスを計算したり、その結果を他のシステムの結果と比較したりすることです。
パフォーマンスの最大化
Maximizing Performance (日本語) では Arch Linux のパフォーマンスを向上するための基本的な情報を集めています。
ソリッドステートドライブ
Solid State Drives の記事には、寿命を最大化する設定などソリッドステートドライブに関する様々なことを説明しています。
パッケージ管理
パッケージ管理に関する有益な情報を含んでいます。全てのユーザーは pacman パッケージマネージャに少なくとも慣れるべきです。詳しくは、Category:Package management (日本語) を見てください。
pacman のためのエイリアス
コマンドやコマンド集合のエイリアスを作ることは、コンソールを使う時の時間を節約できます。これは実行毎にパラメータを変える必要のない反復作業に特に便利です。様々な時間節約の pacman エイリアスがその他補助ツールと一緒に pacman Tips (日本語) に集められています。
Arch Build System
Ports はもともと BSD ディストリビューションで使われているシステムで、ローカルシステム上のディレクトリツリー内のビルドスクリプトから出来ています。簡単に言うと、それぞれの port はサードパーティ製のアプリケーションの名を取ったディレクトリ内にスクリプトを持っています。
ABS ツリーは PKGBUILD と呼ばれるビルドスクリプトによって一様に動作します。PKGBUILD にはソフトウェアの情報がつまっています: 整合性ハッシュ、プロジェクト URL、バージョン、ライセンスとビルド手順。これらの PKGBUILD は makepkg によってパースされ、pacman で簡単に管理できるパッケージが作られます。
AUR にあるものを含んだレポジトリの全てのパッケージは makepkg のリコンパイルの対象になります。
Arch User Repository
ABS ツリーは公式リポジトリにあるソフトウェアをビルドすることを可能にしますが、同様に、ユーザーが投稿したパッケージをビルドするのに使うのが AUR です。AUR にある非公式ビルドスクリプトは、ウェブインターフェースや AUR Helper を使って取得します。
AUR Helper は AUR へのシームレスなアクセスを実現します。ヘルパーはそれぞれ多少機能が違いますが、どのヘルパーも、非公式レポジトリにある 40,000 を超える PKGBUILD の検索・取得・ビルド・インストールを簡単にしてくれます。
ミラー
一番速い・最新の pacman ミラーを使うには Mirrors (日本語) の手順に従って下さい。記事で説明されているように、ことに良いアドバイスは定期的に Mirror Status や Mirror-Status で最近更新されたミラーのリストを見ることです。
電源管理
このセクションはラップトップユーザーや電源管理のコントールを求めている人に役立つものです。詳しくは、Category:Power management を見て下さい。
総合的な情報は Power Management を見て下さい。
ACPI イベント
電源ボタンを押したりラップトップのカバーを閉じたりしたときに発生する ACPI イベント時のシステムの動作を設定できます。systemd を使う新しい(推奨の)方法は Power management with systemd を見て下さい。古い方法は acpid を見て下さい。
CPU 周波数のスケーリング
モダンなプロセッサは周波数を下げて電力の消費や熱を少なくすることができます。熱量を減らせばより静かで長寿命のシステムを作れます。詳細は CPU Frequency Scaling を参照してください。
ラップトップ
特定のモデルにインストールする手順を含む携帯端末に関する記事は Category:Laptops を見て下さい。ラップトップに関する記事の一般的な概要と推奨事項は Laptop を見て下さい。
サスペンドとハイバネーション
Suspend and Hibernate を参照してください。
システム管理
このセクションではシステム管理や管理者のタスクを扱っています。詳しくは Category:System administration (日本語) を見て下さい。
管理者権限
新規インストールではユーザーアカウントはスーパーユーザーしか作られません、これは root としてよく知られています。長期間 root でログインするのは一般的に言って愚かであり、セキュアでありません。代わりに、権限を少なくしたユーザーアカウントを作ってほとんどの作業にそれを使い、システム管理だけに root アカウントを使うべきです。 su (substitute user) コマンドを使うことで現在ログインしているユーザーを、システムの他のユーザー(大抵 root) として操作できます。それに対して sudo コマンドは一時的に特定のコマンドに対して管理者権限を与えます。
ユーザーとグループ
GNU/Linux ではユーザーとグループがアクセス制御に使われます。管理者がグループとパーミッションを調整することでユーザーやサービスがシステムリソースにアクセスするのを承諾・拒否できます。しばしばオプティカルドライブ (CD/DVD) などの周辺機器やサウンドハードウェアなどにアクセスするのに適切なグループに設定する必要があります。
Windows ネットワーク
Windows マシンと Arch Linux マシンをネットワークを介して接続したい場合、ユーザーはSMB/CIFS ネットワークプロトコルの実装である Samba を使うことができます。
Arch Linux マシンを接続して認証に Active Directory を使いたいときは、Active Directory Integration の中にある記事を読んで下さい。
システムメンテナンス
Arch はローリングリリースであり素早くパッケージが更新されます。従ってユーザーはシステムメンテナンスにある程度の時間をさくことが求められます。また Enhancing Arch Linux Stability (日本語) にはできる限り Arch Linux を安定させるためのヒントをのせています。
システムサービス
デーモンに関係するセクションです。詳しくは、Category:Daemons and system services (日本語)を見て下さい。
ファイルインデックスと検索
ほとんどのディストリビューションは locate コマンドで高速なファイルサーチを行えます。機能させるには mlocate をインストールするのが推奨されます。インストールした後は updatedb を走らせてファイルシステムのインデックスを作って下さい。
ローカルメール配送
メール同期にベースセットアップは必要ありません。シンプルなローカルメール配送をするには Local Mail Delivery with Postfix を見て Postfix を設定してください。他の選択肢は SSMTP, MSMTP , fdm です。
プリンター
CUPS は標準に基づいた、Apple によって開発されているオープンソースの印刷システムです。プリンタに関する記事は Category:Printers を見て下さい。
X Window System
Xorg は標準の、X Window System version 11 オープンソース実装です。グラフィカルユーザーインターフェースのために、多くのユーザーは Xorg を使っています。詳しい資料は Category:X Server (日本語) で。
デスクトップ環境
Xorg はグラフィック環境を整えるための基本フレームワークを提供しますが、完全なユーザーエクスペリエンスを得るためには追加のコンポーネントが必要になるかもしれません。GNOME, KDE, LXDE, Xfce などのデスクトップ環境は多くの X クライアントをバンドルしています。ウィンドウマネージャ、パネル、ファイルマネージャ、ターミナルエミュレータ、テキストエディタ、アイコン、その他ユーティリティなどです。完全なリストは Category:Desktop environments (日本語) を見て下さい。
ディスプレイドライバ
標準の vesa ディスプレイドライバでほとんどのビデオカードが動作しますが、ATI, Intel, NVIDIA 製品それぞれに適したドライバをインストールすることで、パフォーマンスをあげたり追加機能を使うことができます。
ウィンドウマネージャ
完全装備のデスクトップ環境は完全に調和したグラフィカルユーザーインターフェースを提供しますが、システムリソースを多めに消費する傾向があります。ユーザーはパフォーマンスを最大化したり環境をシンプルにするためにウィンドウマネージャをインストールして拡張機能を選択することもできます。ウィンドウマネージャはほとんどのデスクトップ環境と一緒に使うこともできます。動的ウィンドウマネージャ、スタック型ウィンドウマネージャ、タイル型ウィンドウマネージャはそれぞれ異なった手法でウィンドウを管理します。